ガイアレンが帯びる使命
BIOTECが製造する製品は、肚づくりによって、人間燃焼という生き方を実現し、自己固有の運命をひらくために存在しています。「肚」とは、生命の根源となる場所とその機能にほかなりません。執行草舟は、この肚の力を育み、ただ一度きりの人生を生き切る力を養うために、サンレムとガイアレンというふたつの菌酵素食、およびイオン化酵素ミネラルのメルゲン、そしてビーポーレン加工食品であるメガポリンを作り続けています。
その中でも、菌酵素食品であるサンレムとガイアレンには微妙な違いがあり、担う役割もまた異なります。神経という繊細な場所に静かに寄り添い、身心のバランスを整え、意識の冴えをそっと促していく。肚に宿る直観が曇りなく働き、生命力が霧散することなく、向かうべき方向へと発揮される人間をつくる。それが、ガイアレンという一つの菌酵素食に課された使命です。この使命は、執行草舟が四十年以上にわたって背負い続けてきた「絶対負」の思想そのものなのです。
変容する社会、胎動するガイアレン
電磁波をはじめとする日常のあらゆる緊張に晒され続け、人間は心身ともに過度な重圧を強いられる時代を迎えました。家電製品やスマートフォンといった身近な機器だけでなく、頭上を走る電線や、街に立つ電波塔、そして今や空を埋め尽くすように増え続ける人工衛星の通信網まで、私たちの暮らしは幾重もの電磁波に取り巻かれています。目に見えないそれらの網の目が、知らず知らずのうちに、絶え間なく微弱な電磁波を浴びせ続けているのです。
一九八四年に椎茸菌糸体による「サンレム」を世に送り出してからも、執行草舟は常に社会や世界、人間を取り巻く環境に目を向け、何が必要とされているかを考え続けていました。サンレムの発売から数年、執行草舟の前に新たな課題が立ちはだかりました。折しもインターネットが急速に普及し始め、人と人、情報と情報が絶え間なくつながり続ける社会が到来しようとしていたのです。休むことを知らない情報の奔流のなかで、身心そのものが受ける深い緊張という新しいテーマが浮かび上がってきました。そうして、来るべき社会を生きる人間に寄り添う菌酵素食がどうしても必要になってきたのです。
時代が変容するたびに、人間の心身を脅かす緊張もまた姿を変えていきます。今後迎えるであろう環境の変化に柔軟に適応し、たくましく生きるための力を育むため、胎動を始めたのが、ガイアレンという一つの菌酵素食でした。そして二〇〇一年、この新しい菌酵素食は誕生したのです。
ガイアレンを紡ぐ霊芝と宇宙空間製造法
ガイアレンの母菌として選ばれたのは、中国で三千年から四千年にわたり神経作用に優れるとされてきた「霊芝」の菌糸体です。ひとつ目の理由は、漢方の経典「神農本草経」において、一生摂り続けても副作用のない最高位「上品」に分類されていることです。そして二つ目の理由は、「霊芝」という名前そのものが霊のキノコを意味し、古代人が感覚によって、この茸が人間の霊性と深く結びついていることを掴んでいたという事実です。
いわゆるキノコの傘にあたる霊芝の子実体ではなく、その生命体を生み出す母体である霊芝菌糸体を、キノコそのものよりも尊いものとして敬い、丹精を込めて培養する。物質としての成分を取り入れることよりも、霊芝を作り上げたエネルギーそのものを取り入れることに価値を置く。この「無から有を生む」思想が、ガイアレンという製品を支える「絶対負」にほかなりません。
抽出液は、熱も化学薬品も一切使わない「宇宙空間製造法」によって取り出されます。外から成分を壊して取り出すのではなく、内に宿る力をそのまま解き放ちます。真空環境で一気に濃縮し、瞬時に凍結乾燥させることで、菌が宿すエネルギーを損なわぬまま製品へと閉じ込めます。ガイアレンの製法そのものにも、目に見えない力を壊さず活かすという「絶対負」の思想が、ひとつの魂として宿っているのです。
サンレムとガイアレンの陰陽
椎茸菌糸体による「サンレム」が肉体全体に働きかけ、生命力を呼び覚ます陽のエネルギーに焦点を当てているならば、霊芝菌糸体による「ガイアレン」は身心のバランスを整え、意識の冴えをそっと支える陰のエネルギーに焦点を絞ったものにほかなりません。これは漢方医学の根本をなす「陰陽」の組み合わせそのものと言ってもいいでしょう。
まずは半年程、サンレムをご自身の食事に取り入れ、肉体全体の生命力を底上げする。そのうえで、神経の疲れを人一倍感じやすい人や、神経の冴えがそのまま仕事や生き方に直結する人は、ガイアレンを補ったり、時にはガイアレンを中心に据えたりしながら、サンレムと組み合わせて取り入れていく。執行草舟は、現代を生きる人間とBIOTECの製品の関係を、そのように捉えています。
しかしそれもまた、今という時代が映し出す一つの現われにすぎません。食も、体質も、社会のインフラも、人間の生きる環境も、地球を取り巻く宇宙線も、時代とともに変わり続けます。その先には、ガイアレンが基本となり、サンレムへ乗り換えたり組み合わせたりする時代が訪れるかもしれないと執行草舟は語ります。サンレムとガイアレンは、自分自身の性質や体質に応じて選び、組み合わせながら、肚を中心とした身心のバランスを整えていく、かけがえのない一対の菌酵素食として存在しているのです。
肚づくりによる直観から人間燃焼へ
昔の人は「神経」という言葉に、神が通る道という意味を込めました。「経」とは道のことです。執行草舟は、神経細胞の中を流れる電流を、宇宙から降り注ぐエネルギーそのものと捉え、その通り道にそっと寄り添ってほしいという願いから、ガイアレンという菌酵素食品を作り上げました。その道を下支えして整える働きこそが、肚にほかなりません。
肚がすわれば、生き方が定まっていきます。生き方が定まれば、生命そのものに基づく考え方である「直観」が冴えていきます。直観とは、肚が宇宙の電磁波を捉え、脳へと指令を下す働きそのものなのです。脳単独では、直観は決して生まれません。皮肉にも、頭を使うほどこの受信は鈍り、使わないほど直観は冴えていくのです。
そして、直観が冴えれば、人は迷わず自分の運命に向かって体当たりの経験を積み重ねることができます。自らの運命に体当たりし続けることによってのみ、人は命を燃やし尽くして生きる「人間燃焼」へと向かっていくのです。肚がすわれば、直観は冴える。これこそが、ガイアレンという菌酵素食品に込められた考え方なのです。
ガイアを継ぎ、アレンを纏う。
ガイアレンという名は、大地の神「ガイア」と、地球を宇宙放射線から守る「ヴァン・アレン帯」とを組み合わせた造語です。ガイアという神の見方の背景には、地球という星をひとつの生命体と見る、ヘルメス・トリスメギストスに連なる西洋の思想があります。
ヴァン・アレン帯とは、一九五八年、アメリカ初の人工衛星エクスプローラー一号によって発見された、地表の放射線量の一億倍以上ともいわれる放射能帯です。この帯が宇宙線をバリアとして防いでくれているからこそ、深海に生まれた生命は陸上へと進出できたという説さえあるのです。
そして古代、ガイアという神の力が地球上の放射能を宇宙空間へ噴出させたという逸話も伝えられています。そのため地球は、放射能の少ない特殊な空間になったのだと言われています。だからこそガイアレンという名には、まさに天と地がスパークするような壮大なイメージが込められているのです。天と人と地がひとつにつながりあう東洋の宇宙観になぞらえるならば、肚こそが天と地のエネルギーが交わる人の中心となる場であり、神経はそこから全身へと巡っていくエネルギーの道と言ってもいいでしょう。
終わらない創世記、霊性文明の始まり
「霊性文明」とは、魂が物質と肉体を完全に支配する文明であり、縄文以前、人類がまだ初心を持っていた頃の生き方への回帰と言ってもいいでしょう。肚を主として生きる人間においては、腸の働きが脳の活動の上に立つことで、直観が冴えわたります。その直観のままに体当たりを重ね、愛や義をためらいなく断行し尽くしていく状態を「人間燃焼」と呼び、それが社会の規模にまで広がることを霊性文明と呼ぶのです。この思想は、団体を作り教義を掲げた瞬間に、霊性文明ではなくなってしまいます。ただ、一人ひとりの肚の中に宿り続けるほかはないのです。
目に見える物質こそが最も価値が高いとする文明はいずれ、目に見えないもののほんとうの価値に気づかされる時代を迎えます。肚の力で愛や義を感じ取れる人が増えるほど、人類は縄文の頃のように神と共に生きた記憶を取り戻していくのです。これは終わることのない創世記であり、ひとりひとりの肚の中で、いまも書き継がれていく物語なのです。
ヴァン・アレン帯が宇宙線から地球を守り続けてきたように、ガイアレンもまた、皆様の神経が緊張の中でも静けさを失わず、宇宙から届く微かな通信を受け取れる身体であり続けることを、ただ願っているのです。あなたの内なる天と地がスパークするその瞬間こそが、霊性文明の始まりにほかなりません。どうか、その物語を共に書き継いでいくために、ガイアレンと歩み続けていただきたいのです。